では、FreeBSD をインストールしましょう。
インストールしようとしているPCのバックアップを取って下さい。本稿では、お持ちのPCに新規で FreeBSD
をインストールすることを前提としています。大部分の市販のPCには Windows がプリインストールされていますが、今回の手順では
Windows やデータ等全て消去されてしまいます。
( Windows と FreeBSD を共存させる方法も色々ありますが、本稿では説明しません。 )
また、本稿では FreeBSD の FTP
サーバよりダウンロードしたDVDイメージ(i386)から作ったDVD-Rによりインストールする前提です。他のDVDやCDでは微妙に異なる場合があ
ります。
インストール作業を始めましょう。DVDをPCにセットして電源を起動して下さい。PCによると思いますが、通常はDVDからインストーラが起動す るはずです。
しばらくすると下記のような画面になります。いくつか選択肢がありますがあまり気にする必要はありません。10秒待つか、Enterキーを押して下 さい。
国を選択してくれとのことですので Japan を選択します。
なお、この操作方法は FreeBSD インストーラでは共通ですので軽く説明しておきます。
Tabキーでフォーカスを移動させます。一覧にフォーカスがあるときに上下キーを押すと一覧の選択行が移動します。PageUpキーやPageDown
キーも使用できます。[OK]または[Cancel]にフォーカスがあるときにSpaceまたはEnterキーを押すとそのボタンを押すことができます。
次はキーボードの種類を選びなさいとのことです。外国語のキーボードでなければ「Japanese 106」で良いです。
FreeBSD インストーラのメニュー画面まで来ました。この画面はインストールだけでなく、インストール後の設定にも使えるため色々な選択肢があります。インストール オプションの変更で凝ったインストール方法も使えます。
ここから先はインストールのための様々な準備をしていきます。